テラ塾 空蓮房

表現とともに生きることの意味や文化の姿を検討する共学びの場、テラ塾。寺院だからこその雰囲気のなか、心と身体を通じて、話し合い、聞き合い、共に文化の力を見出していきましょう。
会場は、東京・蔵前にある寺院・長應院です。住職・谷口昌良さんは布教活動の傍ら寺院内に展示・観照の場となる「空蓮房」を開設。現代を生きる国内外アーティストともに様々な展覧会も企画してきました。その活動を振り返りつつ、今日における文化の姿を仏教哲学とともに論じた写真家・畠山直哉さんとの共著『仏教と写真』も刊行し、これからの時代において人間が学んでいくべきことへ積極的に問題提起を行っています。

東京蔵前にある小寺・長應院は江戸時代初期から今日まで檀家、町民の菩提寺として今日23世に至るまで約420年間に渡りその時代と共に心のよりどころとして祈りと学びの場をつくってきました。2006年には一人用の展示空間を創設し「仏教+現代+美術」をテーマにした心を観る活動を現在も展開しておりますが、さらなる対話が必要と思い、現代の社会構造や慣習が激変していくなかにあって、再度原点に戻り、寺院の社会における役割を考え、仏教の生死観から複雑迷走する今に「気づき」を学び直し、気高い生き方を模索する「テラ塾 空蓮房」を設けたいと願っております。
トークショウに終わらず、体験参加型として五感に留意しながら呼吸法、瞑想、声明などを聴きながら座談会形式で対話していきたいと思いますので、どうぞ奮ってのご参加お待ち申し上げております。

長應院住職 空蓮房主 谷口昌良

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